TOP

■スピードグレードコレクション 1/200ガンダム&ウイングガンダム■

バンダイのガンプラの新シリーズです。
スケールは1/200で、ランナー状態でほぼフル塗装&マーキング済み、タッチゲート採用と、
ガンプラ初心者をメインターゲットに企画されたようですが、はたして。

  

第1弾として、RX-78-2ガンダムと、ウイングガンダムが同時リリース。
お値段各780円です。


 

RX-78-2ガンダム

  

なんと驚き。パッケージは箱ではなく、ジップ付きのアルミ袋入りです。
袋の大きさはスナック菓子と同程度で、かなり大きな印象。
これ買って帰ったら、嫁が本気でガンダムスナックだと勘違いしてました。

アルミ袋なので、中身は全く見えません。

 

  

開封。
パーツは筒状のボール紙で包まれているので、一応袋がつぶされてパーツが破損しないように配慮はされています。

で、なんでジップのアルミ袋にしたのか考えてたんですけど、組んだ後に収納に使えってことかなと思えば、
実は袋の底に大きな空気抜きの穴が開いていて、そこからサーベルや手首がぽろぽろ落ちるので実際使い物になりません。
結局ジップは袋を封する工程でパーツを機械に挟まないようにする為だけに機能している様子。
で、アルミ袋にしたのはパッケージのサイズを大きく見せて割高感を感じさせないのと、やっぱりスナック感覚で
初心者に手にとってもらおうという考えなのかな?

 

  

筒状のボール紙は裏面が組み立て説明書になってます。
これ、箱として考えると、ちょうどミニプラの食玩と同サイズ。

このサイズで売れば店的にはすごく無駄なスペースを省略できるのですが、
やはりこのサイズに780円は高いっていう印象をもたれるのを避けた気がする。

 

  

ランナーは7枚とかなりのパーツ数。

関節部分以外はほぼ完璧に塗り分けされています。
その上、ハイコンプロ的なマーキングが、タンポ印刷で各所に施されています。

 

  

従来のタッチゲートは、ランナーの先端が球になっていて、それがパーツに直接「点」で接触している仕組みで、
それだとニッパーの刃が入らないので綺麗に切断するのが困難だったんですけど、
今回のタッチゲートは、点ではなく「線」で接触しています。
なので、ランナーとパーツの間に余裕がありニッパーの刃が入りやすく、手モギじゃなくても綺麗に切り離すことが可能。
ただ、逆に手モギだとパーツに切れ端が残りやすくなっています。
少しモデラー寄りに改良された感じ。

 

  

素組み完成。
プロポーションはやや太め。

 

  


 

  

塗装精度はハイコンプロと同程度か、やや下。
ガンダムはやはり口の「へ」が鬼門ですねぇ。どうしても歪んでしまいます。
今回は選別できないので、塗装の綺麗な物を引くのは完全に運頼みです。
確率は、店頭でハイコンプロを見比べていただければ、当りの確立の低さがよくわかるかと。

そういえば、00のガンダムは珍しく全機「へ」が無いですね。
もしかして、品質を維持できないと開き直ったバンダイが、デサインに口を出して「へ」禁止にしたのか??

 

  

左/スピードグレード 右/ハイコンプロ(ニューカラー)
モールドと一部の造形が異なり、足の太さが若干違うのですが、それ以外のプロポーションはほぼ同じ物です。

 

  

ランドセルの形状の違いが一番大きいかも。

 

  

上がスピードグレード、下がハイコンプロです。

大きな違いは、スピードグレードは武器持ち手と別造形で、ハイコンプロは持ち手と一体成型な点。
ですが、外形はほぼ同じで、スピードグレードはハイコンプロのCADデータをそのまま流用して作られているのがわかります。

 

  

頭部比較。左/スピードグレード 右/ハイコンプロ

マスク部分は別造形ですが、ヘルメットはCADデータをそのまま流用されています。
しかしスピードグレードの方が明らかに出来がよい。つーか改めて、ハイコンプロ酷いな。

 

  

可動は、
首がボールジョイント。
肩はボールジョイントで横に水平まで開きます。が、かなり外れやすい。
上腕にロール、ヒジは90度、手首はボールジョイント。
腰は固定。
股関節はボールジョイントで、前に水平まで足が上がります。
ヒザは90度、足首はボールジョイントですが、接地性はイマイチ。

腰フロントアーマーは、パーツを真ん中で切り離すことで左右の独立可動が可能。必須の加工です。

 

  

なんとスタンドが付属。ハイコンプロに勝ってる。
アームの接続部が前後に傾斜可能です。
ベースの後ろにある謎の穴は、壁にピンで止めるための物かな?

 

  

やっぱベースがあると良いね。
惜しむらくは、ハイコンプロと規格が統一じゃない点。同事業部なのになんでかなー。

 

  

ハイパーバズーカ装備。
グリップ部分は可動します。

 

  

ハイパーバズーカとビームライフルは腰のラッチにマウント可能。
持ち手と一体成型だったハイコンプロには出来ない芸当です。

 

  

シールドはランドセルに固定可能。
肩にスイングが無いのと、ライフルのフォアグリップが固定なので、ライフルを両手で構えるポーズは出来ません。

 

  

ビームサーベルは1本付属。

 

  

ハイコンプロのクリア成型のビームサーベルを流用。
見栄えがぐっとよくなりますね。

手首のボールジョイントは、ハイコンプロとほぼ同径(ハイコンプロがほんのわずかに小さい)なので、
無改造でもお互いに流用が可能。


 

ウイングガンダム

  

パッケージ。

 

  

中身。

 

  


  

ランナーの状態。
ガンダムよりも塗り分けが大幅に増えています。
こっちの方がコストかかってそう。

 

  

プロポーションは、なんとなくSEED的なヒーロー体型にアレンジされているような。
カッコイイですが。

 

  

こいつの致命的な点は、ウイングが開かないこと。(基部は前後に動きます。)
ウイングガンダムなのにウイング開かないってのは、ありえないでしょ。
あとたったの2パーツ増やすだけで可動化できたのに、どうしても無理だったのか?

 

  

顔ですが、ハズレを引きました。
目の塗装が歪んでいて、口のへが右に大きくずれていて酷いです。

 

  

可動は、
首はボールジョイント。
肩はボールジョイントで横に水平まで開きます。
上腕にロール、ヒジはツメが干渉して90度弱まで。手首はボールジョイント。
腰は固定。
股関節はボールジョイントで水平以上上がります。ヒザは90度。
足首はボールジョイントで接地性はまあまあですが、少し外れやすいです。

 

  

スタンド付属。

 

  


 

  


 

  

ビームサーベル。
ガンダムは、ライフルとサーベルで手首が異なりましたが、こちらは手首共用です。

 

  

やっぱウイング開かないのはどうかと思うよまったく。
ほんとなんとかならなかったのか?
それ以外は、顔さえアタリを引けばかなり満足できる内容なのになぁ。


以上。

組んでみての感想ですが、これは初心者向けの導入アイテムというよりも、
簡易版ハイコンプロっていう印象の方が強かったです。

正直、今までガンプラを組んだことの無い人間が、この商品に手を出すとはとても思えないし、
このシリーズがこの先生き残っていくには、ハイコンプロの穴埋めとして、
まだ商品化されていないものを重点的にリリースしていくほうが良いんじゃないかと思います。
その方が、ハイコンプロとかぶったアイテムを出すよりも絶対にユーザーから支持されると思うんですけど。

とりあえずCADデータそのままのザクとかもういいので、ハイコンプロで出す気の無いジムを出して。



オマケ。



こちらが、実際に6分で組んだガンダムそのままです。

  

ほとんどのゲートに切れ端が残ってしまってるので、やはりニッパーでの後処理は必要ですね。